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レンズにヒビが入ったら…自撮りやズームにどんな影響が?


2025.09.18 秋葉原店
レンズにヒビが入ったら…自撮りやズームにどんな影響が?|リペアフォース秋葉原店

レンズにヒビが入ったら…自撮りやズームにどんな影響が?

秋葉原駅徒歩10秒/データそのまま即日診断

落下や圧迫でできた“レンズのヒビ”。写りが少し変でも放置しがちですが、画質劣化だけでなく防水低下や内部汚れの進行リスクも。前面・背面、広角・望遠・マクロ・ポートレートそれぞれで何が起こるかを、専門店視点でわかりやすく解説します。

要点サマリー
  • ヒビは “光の乱反射” と “防塵防滴の低下” を同時に招く。
  • 自撮り(前面)はモヤ・白飛び、逆光のゴーストが目立ちやすい。
  • ズーム(望遠/ポートレート)はAF迷い・コントラスト低下が出やすい。
  • 表面カバーガラスの亀裂か、レンズユニット自体の破損かで対処が変わる。
  • セロハンテープや瞬間接着剤は厳禁。内部汚染・曇りの原因に。

なぜヒビで写りが悪化する?— 光学のカンタン解説

スマホの外側にあるのは “レンズカバー(サファイア/強化ガラス)” が一般的で、ここに亀裂が入ると光が割れた面で乱反射し、フレア(にじみ)ゴースト(光のリング)が発生します。細いひびでも、夜景や逆光のような明暗差の大きい場面では強く現れます。また割れ目は微細な隙間となり、水分・油分・微粉塵の侵入路になってしまいます。

豆知識:望遠レンズやマクロは開口が小さく屈折角が大きいため、同じヒビでも影響が相対的に強く現れやすい傾向があります。

前面/背面・各モードで起こりやすい症状

カメラ/モード見え方の変化よくある状況
前面(自撮り)全体が白っぽいモヤ、光源付近の放射状の線、夜の街灯で光が広がる室内のLED、夕暮れの逆光、自撮りライトON時
背面・広角逆光でゴーストが複数出る、コントラスト低下、黒が浮く日中の屋外撮影、夜景スナップ
背面・望遠/ポートレートAFが迷う/遅い、輪郭がザワつく、被写界深度の計算ミス2〜5倍ズーム、人物の背景ボケ撮影
超広角周辺光量が不均一、点光源の星形にじみ室内のスポットライト、夜景のイルミ
マクロ細部がダブる、コントラストが立たない料理・小物の寄りショット
動画パン時のフレア帯、レンズ内反射ループでちらつきナイトモード動画、コンサート照明

自分でできるセルフ診断(2分)

  1. LEDライトを点光源に:真っ暗な部屋でライト(別端末でも可)を一点に当て、ひびの位置と光のにじみ位置が一致するか確認。
  2. 白壁テスト:白い壁や紙を画面いっぱいに。ムラやスジ、にごりが出るかチェック。
  3. ズーム階段:1x→2x→3x…と段階的に拡大。特定倍率で急にピントが迷うなら望遠側への影響が大。
  4. 前後比較:前面・背面で同じ被写体を撮り、症状の出方を比べる。
  5. 保護フィルムの有無:カメラリング保護ガラスを貼っているなら一度外して再確認(割れがそれなら交換で改善)。

やってはいけない対処

  • 割れに瞬間接着剤透明レジンを流し込む:揮発物が内部の曇り・コーティング劣化を引き起こします。
  • セロハン/ビニールテープで塞ぐ:糊が溶けて白濁・べたつき汚染の原因に。
  • 強く押し当てて撮影:ガラス片が二次破損し、さらに割れが進行します。
  • 防水を過信して水際撮影:耐水性能は事実上ゼロに低下していると考えてください。

応急処置はある?— 最小限の“悪化防止”だけ

応急処置は撮影品質の回復ではなく、あくまで悪化防止が目的です。屋外で粉塵や水滴のリスクがある場面では、乾いた清潔なマイクロファイバーで表面を優しく拭き、持ち運び時はカメラ部を内側にしてケースで保護。どうしても光源が入るなら、角度を変えて光を避けるとフレアが軽減します。

修理は何を交換する?— ケース別の目安

多くの機種はレンズカバー単体の交換で改善します。ヒビが浅く、内部レンズ群やセンサーに損傷がなければ交換後に写りは元通りが期待できます。以下は目安です。

  • カバーガラスのみ割れ:レンズカバー交換で解決。撮影テストでAF/手ぶれ補正も確認。
  • 内部に曇り/粉塵:カバー交換+可能ならクリーニング。重度はユニット交換の検討。
  • AF異音/手ぶれ補正が暴れる:望遠ユニットの機械損傷の可能性。ユニット交換が現実的。
  • 前面カメラの白モヤ:パネル内側の汚れ/防水シール剥離も疑う。分解清掃が必要。

※機種・在庫状況により所要時間は異なります。店頭で事前診断のうえ最適解をご案内します。

よくある質問

Q. 写真アプリのフィルターで誤魔化せますか?

A. 軽度のコントラスト低下は補正できますが、フレア/ゴーストやAF迷いはソフトでは根本解決しません。

Q. 防水はどのくらい落ちますか?

A. 亀裂がある時点で封止が切れており、スペック上の耐水等級は信頼できません。雨天・浴室・海辺での使用は避けてください。

Q. 背面ガラスのヒビとカメラのヒビ、どちらが危険?

A. 写りへの影響はカメラレンズ面のヒビが直結。防水面では背面割れも危険ですが、カメラの割れは光学+防水の二重リスクです。

まずは無料診断から—症状の切り分けをその場で

レンズカバー交換で直るのか、ユニット交換が必要か。店頭で実機テストし、最短即日でご案内します。データはそのまま。

再発予防と“写りの守り方”

  • カメラリングに干渉しない薄型ガラス/サファイアカバーを正しく装着。
  • ケースの段差でレンズ面を直接接地させない設計を選ぶ。
  • 粉塵が多い場ではレンズ面をこすらず、ブロワー→拭き取りの順でケア。
  • 逆光での重要撮影は角度を変えてフレアを回避。手でフード代わりに影を作るのも有効。
  • 落下歴がある端末は、望遠ユニットの動作音やAF速度も定期チェック。

リペアフォース秋葉原店

〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル303 rampart店内

営業時間:平日 12:00–20:00/土日祝 11:00–19:00

本記事は一般的な解説です。実際の症状は機種・損傷程度・環境で変わります。店頭での実機確認をおすすめします。

© リペアフォース秋葉原店

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