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インカメラの写りが暗い・ピントが合わないとき考えられる故障箇所


2025.11.04 秋葉原店
インカメラの写りが暗い・ピントが合わないとき考えられる故障箇所|リペアフォース秋葉原店

インカメラの写りが暗い・ピントが合わないとき考えられる故障箇所

自撮りやビデオ通話で「暗い/ボケる/ザラつく」…。その症状、アプリ設定だけでなくハード不良や画面パネル側の要因が潜んでいることも。秋葉原駅徒歩10秒の当店が、原因と対処の見極めをわかりやすく解説します。

目次

  1. まず症状を言語化する(暗い/ボケる/ザラつく)
  2. よくある原因と故障箇所
  3. 来店前にできるセルフチェック
  4. 修理の見極め:画面?カメラ?それとも基板?
  5. 再発防止と日常のコツ
  6. 店頭での診断〜修理の流れ
  7. よくある質問

まず症状を言語化する(暗い/ボケる/ザラつく)

「暗い」にも、全体が暗い/露出が不安定/逆光で顔だけ暗いなどの違いがあります。「ピントが合わない」も、近距離のみ合わない/顔追従が効かない/常にソフトフォーカスなど様々。症状の切り分けは原因推定の近道です。

  • 暗い+ノイズが増える → 露出確保のためISO上昇(センサー入力不足のサイン)
  • 近距離のみボケる → レンズの焦点ズレ/VCM(フォーカス駆動)異常の疑い
  • アプリごとに明るさが大きく変わる → アプリ側の処理/権限/HDR設定の影響

よくある原因と故障箇所

1) レンズ表面の汚れ・皮脂・保護ガラスの縁欠け

ケースや保護ガラスがインカメラの開口を覆うと、光量が大きく低下します。マイクロファイバーで拭き、保護ガラスの穴位置を確認しましょう。縁欠けやヒビがあると散乱光でコントラストが落ち、常時ボケたように映ります。

2) 画面パネル側の遮光不良(黒塗り・メッシュ・接着)

フロントセンサー周辺はパネル裏の黒塗りやメッシュで遮光されています。非純正パネルや接着不良があると迷光が入り、露出やAF(オートフォーカス)が不安定になります。画面交換歴がある端末では要注意です。

3) 近接/環境光センサーの不調

画面消灯や自動明るさを司るセンサーがズレたり故障すると、アプリが暗所判定のままになることがあります。通話時に画面が復帰しない・急に暗くなる症状を伴うなら、この系統を疑います。

4) インカメラモジュールの故障(レンズ・センサー・VCM)

落下・水濡れ・経年でモジュール自体が劣化すると、常時低輝度・AF不良・ピントの呼吸を繰り返すなどが出ます。Android機はモジュール単体交換で改善するケースが多く、iPhoneは機種によってセンサー一体部品の扱いが異なります。

5) TrueDepth/顔認証系の影響(対応機種)

顔認証ユニットの一部が不調だと、顔検出や露出補正が乱れ、結果として暗く見えることがあります。水濡れや非適切な分解歴があると発生しやすい項目です。

6) 基板(ロジックボード)側の経路不良

フロントカメラの通信ライン(I2C等)や電源ラインの不具合で、露出・AF制御が正しく届かないことがあります。背面カメラは正常だがインカメラだけ不安定、交換しても改善しない場合は基板診断が必要です。

7) ソフトウェア・権限・アプリ処理

アプリ内の露出補正、ビューティ機能、解像度/フレームレート設定、端末の省電力や温度制御が影響することも。OSやアプリの更新、権限(カメラ・マイク・明るさ制御)の確認で解決する事例があります。

来店前にできるセルフチェック

  • 保護ガラス・ケースが開口部を遮っていないか確認する
  • カメラレンズ表面を乾いたマイクロファイバーで優しく清掃
  • 標準カメラアプリで露出補正(画面タップ→太陽マーク)を試す
  • 他アプリ(通話/ビデオ会議/SNS)でも同じ症状か横断チェック
  • 自動明るさとナイトモードを一時オフ→挙動が変わるか確認
  • 再起動・設定リセット(ネットワーク/カメラ設定)を試行
  • 画面交換歴があれば発生時期との相関を思い出す

防水機種でも蒸気・結露でフロント開口部に曇りが出ることがあります。温度差の大きい場所(お風呂・サウナ・屋外の冬場)で悪化するなら、いったん常温で乾燥させてから再テストしてください。

修理の見極め:画面?カメラ?それとも基板?

状況疑われる箇所主な対処
外装や保護ガラスで開口が一部隠れているアクセサリ由来適合品へ交換/位置調整
画面交換後から暗い/AFが迷う画面側の遮光・位置ズレパネル再装着/適正部品へ交換
どのアプリでも近距離だけボケるインカメラのVCM/レンズモジュール交換で改善見込み
通話時の画面復帰不良を伴う近接/環境光センサーセンサー系の再固定/交換
水濡れ歴があり、交換でも改善薄い基板の経路/電源基板診断・洗浄・リペア

当店では、まず画面側の遮光性・センサー位置・インカメラの生データを確認し、必要に応じて仮組みで改善度を比較します。部品交換で改善が乏しい場合は、基板診断に切り替え、通電経路や通信ラインを点検します。

再発防止と日常のコツ

  • 開口位置が正確な保護ガラスを選ぶ(狭額縁機は特に重要)
  • レンズ周りは乾拭きが基本。液剤は染み込みの原因に
  • 湯気・結露の環境からは極力離す(お風呂・冬場の屋外)
  • 落下や圧迫が多い人はフチ高ケース+ポーチ保管を徹底
  • 画面交換時はセンサー窓の遮光処理が適正な部品を指定

店頭での診断〜修理の流れ

  1. ヒアリング:発生条件・時期・交換歴・使用アプリを確認
  2. 外観点検:開口部・保護ガラス・汚れ・曇りの有無
  3. 動作テスト:標準カメラで露出/AF、他アプリ横断チェック
  4. 分解診断:画面側遮光・センサー位置・モジュール接点を確認
  5. 仮組み比較:画面/インカメラを仮交換して改善度を評価
  6. お見積り:作業前にご説明し、同意後に本作業
  7. お渡し:動作確認→お会計。データは原則そのまま

「暗い・ピントが合わない」が続くなら、プロ診断が近道です。秋葉原駅から徒歩10秒、最短即日でご案内します。

よくある質問

Q. アプリ内だけ暗いです。端末の故障でしょうか?

A. まずは標準カメラで同症状か確認してください。アプリ固有の露出補正や美肌処理が暗く見せている可能性があります。標準アプリでも暗い場合はハード側の疑いが高まります。

Q. 画面を交換してからボケやすいです。

A. 画面パネル裏の遮光処理やセンサー位置のズレで迷光が入るとAFが不安定になります。パネルの再装着や適合部品への交換で改善が見込めます。

Q. 水濡れ後からインカメラが復調しません。

A. モジュールの劣化や基板の腐食が考えられます。洗浄と経路点検を行い、必要に応じて部品交換または基板リペアをご提案します。

リペアフォース秋葉原店

〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル303 rampart店内(秋葉原駅 昭和通り口から徒歩10秒)

営業時間:平日 12:00–20:00/土日祝 11:00–19:00

画面やカメラの不調は「原因の切り分け」が鍵。気づいたらお早めにご相談ください。

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