• 音量を最大にしても小さい／割れる…ボトムスピーカーのダメージやメッシュ詰まりの可能性。
• 高音だけシャリつく・低音がスカスカ…振動板の劣化・湿気ダメージの傾向。
• 横向きにすると片側だけ鳴らない…iPhoneは片側がマイク穴。詰まりや片チャンネルの故障を疑う。
• 通話時に相手が遠い／自分の声は届く…レシーバ（イヤースピーカー）側の問題か、メッシュ目詰まり。
• 特定アプリだけ音が出ない…設定・サイレント・コンテンツ制限の可能性。まずソフト側を確認。
• 水に濡らした後からこもる…湿気残留。無理に鳴らさず乾燥・点検へ。

1. メッシュの詰まり：ポケットの糸くず・皮脂・ファンデ・埃が微細孔を塞ぎ、音圧が低下。
2. 湿気・水濡れ：振動体や音路に水分が残るとこもり・ビビり音。防水機種でも発生します。
3. 経年劣化：小型スピーカーは高出力再生で疲労。3〜4年使用で高域が痩せやすい。
4. 落下・圧迫：筐体歪みでユニットが浮く、接点ズレ、はんだクラックなど。
5. 異物混入：メッシュ内に金属粉や砂が混入するとビビり音や断続的ミュート。
6. 設定要因：音量制限、アクセシビリティのオーディオ調整、フォーカス・サイレント等。

1. 基本設定：音量（着信音/通知・再生音は別）、サイレントスイッチ、コントロールセンターの出力先（AirPods等になっていないか）。
2. スピーカーテスト：ボイスメモで1kHz相当の声や口笛を録音→再生。歪み・左右差・途切れを確認。
3. 通話テスト：留守電に吹き込み→再生で、イヤースピーカーのこもりやノイズを判定。
4. セーフモード的確認：再起動／iOSアップデート後に同症状が出るか、Bluetooth・イコライザ無効で再確認。

※水濡れや異音がある場合はテストを繰り返さず、早めに点検をおすすめします。

1. 電源を切る／周辺を乾いた状態にする。
2. 柔らかいブラシ（清潔な歯ブラシ等）で斜め方向に軽く掃く。繊維残りに注意。
3. 無水アルコールを綿棒の先に微量だけ含ませ、メッシュ周辺をやさしく拭く。（染み込ませすぎない）
4. エアダスターは短く離して。至近距離・長噴射は内部破損のリスク。
5. ケース・フィルムが音路を覆っていないか確認。開口部の位置ずれは意外と多い失敗。

• レシーバ側が極端にこもる：メッシュ内層の詰まり／ユニット劣化→イヤースピーカー交換で改善見込み。
• 動画再生でビビり音：ボトムスピーカーの損傷→スピーカーモジュール交換。
• 水濡れ後から症状が悪化：乾燥・洗浄・必要なら部品交換。基板腐食が疑われる場合は別途点検。
• 落下後から無音：接点・はんだクラック。分解点検と再半田・モジュール交換で対応。

※モデル・状態により作業時間や費用は変動します。データは基本そのままの即日対応が可能です。

• iPhone X〜12系：防水シール再施工が必要。レシーバ交換時はFace IDユニットの扱いに注意。
• iPhone 13以降：音量は十分でも“指向性”が強くケースで塞ぎやすい。開口の合うケース推奨。
• SE（第2/3世代）：ポケット埃の堆積が早い傾向。定期クリーニングで音圧を維持。

Q. 片側が穴なのは不良？
いいえ。iPhoneの底面は、片側がスピーカー、もう片側はマイク穴のデザインです。

Q. 防水なら水洗いしても平気？
不可です。耐水は無保証で、経年で性能も低下します。水洗いは内部損傷の原因になります。

Q. まず試すべき設定は？
サウンド設定の「着信音と通知の音量」を上げる／Bluetoothを切る／イコライザや音量制限をリセット。

Q. メッシュ清掃で直らない場合は？
ユニット劣化や接点不良の可能性。交換で改善するケースがほとんどです。