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スマホ内部にホコリがたまる?通話トラブルの意外な要因


2025.10.23 町田店
スマホ内部にホコリがたまる?通話トラブルの意外な要因|リペアフォース町田店
通話がこもる・小さい…その原因は?

スマホ内部にホコリがたまる?通話トラブルの意外な要因

ポケットの糸くずやバッグの粉塵、季節の花粉まで——見えない“微細ゴミ”は受話口やマイクに蓄積します。構造を理解すれば、正しい対処がわかります。

1. 通話トラブルと“ホコリ詰まり”の関係

通話で「相手の声が小さい」「音がこもる」「ザーッとノイズが乗る」などの症状が出る場合、通信環境やアプリの不具合に注目しがちですが、物理的な要因として受話スピーカー(イヤースピーカー)やマイク開口部の“ホコリ詰まり”が見落とされがちです。ポケット内の繊維、バッグの粉塵、皮脂やメイク汚れと混ざり合った微粒子は、防塵メッシュや防水アコースティックメンブレンに吸着・堆積し、通気・音の透過を阻害します。

ポイント: ホコリ詰まりは徐々に進行するため、ユーザーは劣化に気づきにくい傾向があります。「最近ボリュームを上げがち」「スピーカー通話だと問題が少ない」なら要注意です。

2. 詰まりやすい部位とスマホの構造

受話口(イヤースピーカー)

画面上部の細いスリット配下にスピーカーユニットがあり、外側に金属/樹脂メッシュ、その内側に防水フィルム(メンブレン)が貼られます。メッシュが汚れると高域が減衰し、こもった音質に。メンブレン側に皮脂と微粒子が固着すると音圧が低下します。

下部マイク(通話用)

フレーム底面の小孔から音を取り込みます。風切り音防止フォームやチャンバー(空気の通り道)に繊維屑が侵入すると、相手に「声が遠い」「くぐもる」と伝わります。ケースや防水キャップのズレも音路を塞ぐ要因です。

近接センサーと受話時の挙動

通話時に画面が消えるのは近接センサーの働きです。保護フィルムの浮きやゴミがセンサー部を覆うと、画面が復帰せず操作できない/頬でミュートに触るなどの誤作動が発生。結果として通話品質が悪化したと感じやすくなります。

サブスピーカー/通気ダクト

防水機構のある端末では、圧力差を逃がすための微小なダクトやベント部が設けられています。ここに皮脂とホコリが混ざった“ペースト状汚れ”が付くと、音の抜けが悪くなります。

3. セルフ診断:原因の切り分けフローチャート

STEP 1: ボイスメモで自分の声を録音し、通常持ち(下部マイク)とスピーカー通話(上部マイク/ノイズ制御)で差を比較します。
STEP 2: イヤホン/ワイヤレスで通話し、相手の聞こえ方が改善するかを確認。改善するなら本体の受話口詰まりの可能性。
STEP 3: 受話口スリットにライトを当てて目視。汚れが見える/暗く見える場合は堆積の疑い。
STEP 4: 保護ケース/フィルムを外して再テスト。開口部やセンサーの一部が塞がれていないか確認します。

セルフ判定の目安: ボイスメモで「指で受話口/マイクを塞ぐ→離す」を繰り返すと、音量/音質の差が大きい場合は開口部の詰まりが疑われます。

4. 安全にできる掃除とNG行為

やってよい基本クリーニング

  • 柔らかいブラシ(極細毛・乾いた状態)で受話口とマイク開口部を軽く撫でる。往復ではなく一方向に払う。
  • 無水エタノールを少量含ませた綿棒でフレーム表面の皮脂を拭き取る(開口部に液体を落とさない)。
  • フィルムの貼り直し:近接センサー位置の穴あけ/カット形状が合っているか確認。浮きがあれば貼り替え。

やってはいけないNG

  • 針やピンで突く:メンブレン/メッシュ破損で防水・防塵性能が低下し、修理必須になります。
  • 強いエアダスターの直噴:内部に押し込んでしまい、ユニット奥で固着する/結露の恐れ。
  • 洗剤・アルコールの過量塗布:液体侵入でスピーカー振動板やマイク素子を劣化させます。
防水端末でも油断は禁物: 規格は“真水/静水”での試験条件が基準。洗剤や汗・皮脂・化粧品は想定外で、メンブレンを劣化させることがあります。

5. 改善しないときの修理・交換の目安

クリーニングで改善しない場合、スピーカー/マイクユニットの交換が必要になることがあります。受話口のメッシュ一体パーツのみを交換できる機種もあれば、フロントユニットやフレックスケーブルと一体での交換が必要な機種もあります。音量のムラ、ビビり音、録音時の無音/極小音は部品劣化のサインです。

当店ではデータそのまま即日対応(機種・在庫により)、内部のホコリ堆積チェック、マイク/スピーカー機能テスト、近接センサー調整まで一括で点検します。

6. 予防策:日常の“ちょいケア”で差が出る

  • 開口部を覆わないケース選び:スピーカーやマイク孔に被らない精密カットのものを。
  • バッグ内での保護:紙くず/砂粒が多いバッグにはポーチに入れて収納。
  • 画面の定期クリーニング:皮脂が粉塵と結合しやすいので、マイクロファイバーで軽く拭く習慣を。
  • 作業現場や花粉シーズンの対策:開口部に粉塵が多い環境では簡易防塵テープ/カバーを検討。

よくある質問(FAQ)

Q. スピーカー穴の黒い部分、汚れですか?

A. 多くは防塵メッシュの色ですが、光を当ててザラつきや白い塊が見えれば堆積物の可能性。無理にこすらずご相談ください。

Q. エアダスターは弱めなら使ってよい?

A. 斜め方向からごく短時間であればリスクは低いですが、内部へ押し込む懸念は残ります。基本はブラシ+表面拭き取りが安全です。

Q. 通話は問題ないが録音だけ小さい

A. アプリ側設定/権限や、動画・ボイスメモで使用する別系統のマイク孔の詰まりが原因のことも。各アプリでテストしてください。

Q. 防水端末ならホコリは入らない?

A. 完全に遮断はできません。防水でも音の通り道は必要で、そこに微粒子が付着します。日常ケアが肝心です。

リペアフォース町田店

〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内

営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:30)
※土日・祝日は入口が閉まっています。到着時はお電話ください(お迎え対応)。

電話:050-3092-0036

当店が選ばれる理由

  • データそのままの即日修理(機種・在庫により)
  • 受話口・マイクの機能検査と内部クリーニング
  • わかりやすい事前見積りと減額無しの明朗会計

主な対応メニュー

  • 受話スピーカー交換 / マイク交換
  • 近接センサー・フロントユニット調整
  • 内部クリーニング・防塵メッシュ交換
© リペアフォース町田店
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