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SIMカードが認識されないときの“ソフト or ハード”見分け方


2026.02.05 秋葉原店
SIMカードが認識されないときの“ソフト or ハード”見分け方|圏外・SIMなし表示の切り分け手順
修理トラブル切り分け

SIMカードが認識されないときの“ソフト or ハード”見分け方

「SIMなし」「圏外のまま」「モバイル通信だけ繋がらない」など、SIM関連の不具合は原因が幅広いです。まずはソフトウェア設定やキャリア側の状態を疑い、次に端末側のハード故障を疑うと、遠回りせずに解決できます。この記事では、初動のチェックから修理判断までを順番に整理します。

結論:見分けの近道は「再現条件」と「他のSIM/端末での比較」

  • ソフト寄り:設定の影響、OS更新直後、キャリア手続き直後、再起動やネットワーク設定リセットで改善する
  • ハード寄り:SIMを替えても同じ、他端末ではSIMが生きている、SIMトレー周辺に損傷や水濡れ歴がある
  • 最短ルート:可能なら「別SIMを挿す」「同じSIMを別端末に入れる」を先にやる

まず確認したい症状のパターン 表示の言葉で方向性が変わる

SIMトラブルは、表示や状況で「設定系」「回線系」「端末故障系」に分かれます。最初に、いま出ている症状を言語化しておくと、対処がブレません。

よくある表示・状況 まず疑う方向 初動の確認
「SIMなし」「SIMが挿入されていません」 端末側(SIM接点/トレー/基板)寄り SIMの抜き差し、別SIMで比較、トレー変形の有無
アンテナは立つがモバイル通信だけ不可 APN設定/モバイルデータ設定/キャリア設定寄り モバイルデータON、APN、キャリア設定アップデート
圏外のまま、緊急通報のみ 回線側(契約・障害)または端末側(基地局受信) 障害情報、機内モード、他端末比較、場所を変える
OS更新や機種変更後から発生 ソフト・設定寄り 再起動、ネットワーク設定リセット、プロファイル確認
落下・水濡れ後から発生 ハード寄り(接点腐食/アンテナ系損傷) 水分乾燥放置は避け、早めに点検
ポイント
「SIMなし」と「圏外」は似ていますが、前者はSIMの読み取り自体に失敗している可能性が高く、後者は回線や電波環境、受信系の問題も混ざります。表示の言葉をメモしておくと相談時に話が早いです。

ソフト(設定・OS・キャリア)原因の見分け方 改善の余地が大きい

ソフト要因は「ある日突然」よりも、何かの操作や更新をきっかけに起きることが多いです。次のチェックで当てはまるほど、ソフト寄りと考えられます。

ソフト寄りのサイン

  • OSアップデート直後、またはキャリア設定アップデート直後から起きた
  • 再起動で一時的に直る、機内モードON/OFFで復帰することがある
  • Wi‑Fiは問題なく、モバイルデータだけが不安定
  • APN設定を変更した、プロファイルを入れた、VPNやセキュリティアプリを追加した
  • デュアルSIMで片方だけ不調(設定や優先回線の影響が出やすい)

よくあるソフト原因

代表的なのは、APNの誤り、モバイルデータの制限設定、SIMの有効化が完了していない状態、キャリア側の一時制限などです。eSIM切替、MNP直後、回線再発行直後は特に影響を受けやすいです。

注意
格安SIMや法人回線では、APNやプロファイルが機種変更で引き継がれない場合があります。以前の端末で使えていた設定が、新端末では合わないこともあるため「前はOKだった」を前提にしすぎないのがコツです。

ハード(端末故障)原因の見分け方 比較テストで確度が上がる

ハード要因は、端末内部のSIM接点、トレー周り、アンテナ、通信系IC、基板の損傷や腐食などが関係します。特に落下や水濡れ、経年による微細な接触不良が引き金になりやすいです。

ハード寄りのサイン

  • 別のSIMカードを挿しても同じエラーが出る
  • 同じSIMを別のスマホに入れると正常に通信できる
  • SIMトレーが曲がっている、割れている、奥まで入らない
  • 端末が発熱しやすい、圏外と復帰を繰り返す、通話が途切れやすい
  • 水濡れ・雨・汗・結露の心当たりがある(乾いて見えても内部は別)

物理的に起きやすいポイント

SIMトレーは薄い金属や樹脂でできており、ポケット圧迫や踏みつけ、落下の衝撃でわずかに歪むだけでも接点がズレます。水分が入った場合は、SIM周辺の接点が腐食して「認識しない」「たまに認識する」状態になりやすいです。

見分けの近道
可能なら「同じSIMを別端末へ」「別SIMを同じ端末へ」の両方を行いましょう。これができると、原因の位置(SIM側か端末側か)が一気に絞れます。

自分でできる切り分け手順(順番が大事) 焦って初期化する前に

SIMが認識されないときは、やみくもに操作すると情報が増えて混乱しがちです。下の順番で、影響が小さいものから進めてください。

手順1:表示と状況をメモする

  • 「SIMなし」なのか「圏外」なのかを確認
  • いつからか(更新直後、落下直後、雨の日など)を記録
  • Wi‑Fiは使えるか、通話はできるかを確認

手順2:機内モードON/OFFと再起動

基地局の再検索や一時的な通信スタック不調が解消することがあります。改善した場合は、ソフト寄りの可能性が上がります。

手順3:SIMの抜き差し(正しい手順で)

電源を切り、SIMトレーをゆっくり抜いて、SIMの汚れを柔らかい布で軽く拭きます。金属面を強くこすったり、液体クリーナーを使うのは避けてください。トレーを戻すときは、浮きや抵抗がないか確認します。

手順4:設定の見直し(モバイル通信・APN・キャリア設定)

モバイルデータ通信がOFFになっていないか、データローミング設定が必要な契約ではないか、APNが正しいかを確認します。iPhoneの場合は「キャリア設定アップデート」が表示されることがあり、適用で改善する例もあります。

手順5:ネットワーク設定のリセット

Wi‑FiやBluetoothの再登録が必要になる点に注意しつつ、ネットワーク設定のリセットを行います。改善したらソフト要因が濃厚です。

手順6:比較テスト(できる範囲で)

テスト 結果 判断の方向
同じSIMを別端末に挿す 別端末ではOK 端末ハード寄り(または端末設定の深部)
同じSIMを別端末に挿す 別端末でもNG SIM不良・回線状態・キャリア側手続きの可能性
別SIMを同じ端末に挿す 別SIMでもNG 端末ハード寄り(SIM接点・基板・アンテナ系)
別SIMを同じ端末に挿す 別SIMはOK 元のSIM側・契約側の問題を疑う
初期化は最後でOK
いきなり初期化すると、原因がソフトかハードかの証拠が消えることがあります。上の比較テストまで行うと、初期化せずに方向性がほぼ決まるケースも多いです。

修理・相談に持ち込むべき目安 放置で悪化するケースも

次のような状態は、設定では解決しにくいか、放置すると症状が広がる可能性があります。早めに点検をおすすめします。

  • SIMトレーが変形している、挿入が不自然に固い
  • 水濡れ・結露の心当たりがあり、以降SIM認識が不安定
  • 「SIMなし」が頻繁に出て、再起動してもすぐ再発する
  • 圏外のまま復帰しない、通話が極端に途切れる
  • 落下後から発生し、他の症状(充電不安定・発熱・再起動)も増えた
お店に伝えると早い情報
①いつから ②表示(SIMなし/圏外) ③試したこと(再起動/リセット/別SIM) ④落下・水濡れの有無。これだけ揃うと、点検の優先順位が決めやすくなります。

SIM認識不良は、切り分けと点検で最短解決を目指せます

「手順を試したけれど改善しない」「別SIMでもダメだった」「水濡れが心配」など、状況に合わせて点検します。データを守るためにも、無理な抜き差しや長時間の放置は避けてご相談ください。

※上の電話番号は設置用の仮リンクです。実運用の番号に差し替えてください。

店舗情報(リペアフォース秋葉原店)

住所
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル303 rampart店内
営業時間
平日:12:00–20:00
土日祝:11:00–19:00
対応内容
iPhone/Android修理(画面・バッテリー・充電・水濡れ点検など)/症状診断/データそのまま対応は事前相談
アクセス
秋葉原駅から徒歩圏。ご来店前に症状(SIMなし/圏外)と試した手順を共有いただくとスムーズです。
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