「SIMを入れたのに“SIMなし”と表示される…」—実は“入れ方”や“手順”の些細な違いが引き金のこと、少なくありません。正しい対処でムダな修理を避けましょう。
基礎から実践まで|町田のスマホ修理店が詳しく解説
まずは機内モードの切替と再起動、APNプロファイルの有無を確認します。それでも改善しない場合は“抜き差しミス”を疑うのが近道です。
nano‑SIMは角に切り欠きがあります。トレイ形状と一致していないまま押し込むと、端子の曲がり・ピンの接触不良を招きます。無理に差し込まないでください。
キャリア発送時の台紙から取り外す際、粘着シールが残ると厚みオーバーになり、トレイが奥まで入らず認識不良につながります。台紙は完全に外しましょう。
変換アダプタだけがスロット内に外れて残ると、ピン破損や接点の歪みに直結。テープ等で仮固定しない挿入は厳禁です。
イジェクトホール以外(マイク穴)に誤挿入するとマイク破損の危険。必ず穴位置を確認し、カチッと軽い抵抗で出るか確かめましょう。
一部機種では、通電中の抜き差しでモデムが不安定化します。電源オフ→挿入→起動→数分待機の順で認識を待つのが安全です。
汗や結露で接点がくすむと抵抗が増し認識が不安定に。乾いた無塵布で軽く拭くだけでも改善します(アルコール過多は樹脂を痛めるため控えめに)。
落下や経年でトレイが反っていると接点位置が合わず認識しません。トレイ交換で復旧するケースがあります。
斜め挿入やアダプタ外れでピンが寝てしまうと圧力不足に。顕微鏡下での整形やスロット交換が必要です。
OS更新後から不安定、温度で症状が変わる等はロジック側の可能性も。初期化やソフト更新で改善しない場合は基板診断へ。
eSIMが主流になりつつありますが、海外旅行やサブ回線で物理SIMを使う場面は今も多いもの。短期差し替え時のミスが特に発生しやすいため、旅行前にトレイ状態をチェックしておくと安心です。
当店ではデータそのままを基本に、最短即日での復旧を目指します。状態によりお時間をいただく場合もありますが、まずは損傷を広げないことが重要です。
住所:〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内
営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:30)
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まとめ:SIM未認識は必ずしも高額修理とは限りません。正しい抜き差し・清潔な接点・丁寧な手順で多くは解決。難しいと感じたら、まずは当店へご相談ください。