まず結論:この症状なら“修理検討”
| 症状 | 修理の必要度 | 想定原因 | 目安 |
|---|---|---|---|
| まったく反応しない(複数充電器で同様) | 高 | 充電コイル断線/端子・基板の給電ライン不良 | 要診断(即日) |
| 角度を変えると一瞬入る/位置シビア | 中~高 | 背面の歪み・マグネットずれ・コイル剥離 | パーツ交換や圧着 |
| 発熱し途中で止まる | 中 | ケース厚・金属干渉・異物検知・温度制御 | まず環境見直し |
| 純正(MagSafe)はOKだが他がNG | 低~中 | 規格差(Qi 15W対応可否)・出力不足 | 充電器の見直し |
| 有線充電も不安定 | 高 | 基板電源IC・保護回路 | 基板修理の可能性 |
自宅でできる切り分け(5分~)
- 充電器を変える:出力(ワット)・ケーブル・ACアダプタを別の物へ。Qi認証/MagSafe正規品を1つ基準に。
- ケース・アクセサリを外す:金属プレート・リング・厚み3mm超ケースは干渉源。カード類・金属は必ず外す。
- 背面を清掃:埃や鉄粉でFOD(異物検知)が働くことあり。乾いた布→微量アルコールの順で。
- 再起動&ソフト更新:iOS/Android更新、セーフモードでサードアプリ影響を切り分け。
- 温度管理:発熱時は保護で充電停止。冷めてから再試行、直射日光を避ける。
- 位置合わせ:端末中央よりやや上がコイル中心の機種が多い。リング目印を活用。
ポイント:「充電器×電源×ケーブル×端末×ケース」を1要素ずつ置き換えると原因が浮き彫りになります。
やってはいけないNG
- 磁石や金属リングを貼ったまま高出力充電(発熱・コイル焼損の恐れ)
- 背面を強く押し付ける・曲げる(コイル剥離やガラス割れ)
- 分解して背面を押し直す・アルミ箔を挟む等の自己流改造
- 非対応端末に無理に貼り付け型レシーバーを使用し続ける
“修理が必要”のサイン
- どのQi充電器でも完全に無反応(有線は正常)…ワイヤレス充電コイル/下部フレックス断線が疑い
- 落下後から位置が極端にシビア…背面ガラス浮き・フレーム歪み・マグネットずれ
- 充電開始→数十秒で停止+発熱…コイル・温度センサ系の異常
- 有線も不安定・バッテリー表示が乱れる…基板電源IC・保護回路の可能性(基板修理)
機種別のよくある原因
| 系統 | 例 | 傾向 |
|---|---|---|
| iPhone MagSafe | iPhone 12以降 | リングマグネットずれ/背面浮きでセンタリング不良。非対応ケースで効率低下。 |
| iPhone Qi(~11) | iPhone 8/SE2/11など | 落下でコイル断線・接点剥離。背面ガラス割れ後の不安定。 |
| Android Qi | Galaxy/Pixel/Xperia など | ケース厚・金属プレート干渉。コイル固定剥がれで位置依存。 |
費用と時間の目安(当店例)
- ワイヤレス充電コイル交換・再固定:即日~翌日/費用目安:機種により変動
- 背面ガラス圧着・フレーム矯正:即日可/状態により追加時間
- 基板修理(電源IC等):お預かり~数日/データ保持を最優先で診断
最新の在庫・価格はお電話またはWEB予約でご確認ください。データそのまま診断からご案内します。
持ち込み前チェックリスト
- 別のQi充電器/ACアダプタ/ケーブルで再現するか
- ケース・金属リング・カード類を外しても改善しないか
- 落下・背面割れ・フレーム歪みなど外傷の有無
- 有線充電・データ転送は安定しているか
- OS最新版・再起動・セーフモードで変化があるか
当店の診断フロー(概要)
- 外観・歪みチェック/背面圧着状態の確認
- Qiコイル接点・抵抗値測定、温度センサ反応確認
- 他社製・純正充電器での再現性テスト
- 必要に応じて背面開口→コイルやフレックスの再固定・交換
- 基板系が疑われる場合は通電ライン・電源ICを精密診断
FAQ:よくある質問
水濡れ後から反応しません。修理で直りますか?
腐食が進む前なら洗浄+接点修復で回復するケースもあります。長時間放置はダメージ増大。まずは通電を止めてご相談ください。
コイル交換でデータは消えますか?
コイル交換・再固定では通常データは消えません。基板修理でもデータ保持を最優先で作業します。
ケースは何を選べばよい?
Qi対応・MagSafe対応表記があり、金属パーツのない薄型をおすすめ。リングやプレートは非推奨です。
有線は問題ないのにQiだけ不調です。
コイル・固定部・背面浮きの可能性が高め。位置合わせで改善するなら固定の見直しで改善余地があります。