スマホのカメラが急に映らない、ピントが合わない、黒い画面になる。そんなトラブルには、外側のレンズだけでなく内部パーツや基板が関係していることもあります。
カメラ故障で最も多い原因は、スマホを落とした衝撃です。画面が割れていなくても、内部ではカメラユニットに衝撃が伝わっていることがあります。
特に最近のスマホはカメラ性能が高く、レンズ・センサー・手ぶれ補正機構などが非常に精密に作られています。そのため、一度の落下でもピントが合わなくなったり、カメラアプリを開くと黒い画面のままになったりすることがあります。
カメラレンズの割れも非常に多い故障原因です。背面カメラ部分は本体から少し出っ張っている機種が多く、机や床にぶつけた時にレンズだけが割れるケースがあります。
レンズが割れたまま使い続けると、写真に白いモヤや黒い影が映り込むだけでなく、割れた隙間からホコリや水分が入り、内部のカメラ本体まで故障することがあります。
「少しヒビが入っただけだから大丈夫」と思って放置すると、レンズ交換だけで済んだものが、カメラユニット交換まで必要になる場合があります。
カメラは水分にも弱いパーツです。お風呂場、キッチン、雨の日の使用、濡れた手での操作などがきっかけで、内部に湿気が入り込むことがあります。
水没と聞くと、スマホ全体が水に落ちた状態を想像しがちですが、実際には湿気や水滴でもカメラ周辺が故障することがあります。カメラレンズの内側が曇る、写真が白っぽくなる、カメラアプリが固まるといった症状は注意が必要です。
写真は撮れるのにピントが合わない場合、カメラ内部のオートフォーカス機構や手ぶれ補正機構に異常が出ている可能性があります。
スマホのカメラは、レンズをわずかに動かしてピントを合わせています。この動きが衝撃でズレると、近くは撮れるのに遠くがぼやける、カメラを向けるたびにジジジと音がする、画面が小刻みに揺れるといった症状が出ることがあります。
再起動やカメラアプリの切り替えで一時的に改善することもありますが、何度も同じ症状が出る場合は部品不良の可能性が高くなります。
カメラ交換だけでは直らない故障もあります。その代表が、基板やカメラコネクタ周辺の不具合です。
落下や水没の影響で、カメラと基板をつなぐコネクタが外れかけたり、基板側にダメージが入ったりすると、カメラアプリが起動しない、インカメラとアウトカメラの切り替えができない、ライトも同時に使えないといった症状が出ることがあります。
この場合、単純なカメラ部品交換ではなく、内部点検や基板修理が必要になることもあります。特にデータを残したい場合は、早めの診断が大切です。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 黒い画面のまま | カメラユニット故障、コネクタ不良、基板不良 |
| ピントが合わない | オートフォーカス故障、衝撃によるズレ |
| 写真にモヤが出る | レンズ割れ、内部汚れ、湿気 |
| カメラが震える | 手ぶれ補正機構の故障 |
カメラが映らない時に、強く叩く、レンズ部分を押し込む、ドライヤーで乾かす、自己分解するなどの対処はおすすめできません。症状を悪化させたり、内部のケーブルや基板を傷めたりする可能性があります。
まずは再起動、カメラアプリの終了、ストレージ容量の確認、OSアップデートの確認を行い、それでも改善しない場合は内部故障を疑いましょう。
カメラ故障の原因は、落下、レンズ割れ、水分、ピント機構の不良、基板トラブルなどさまざまです。見た目では小さな故障に見えても、内部では別のパーツまで影響していることがあります。
写真がぼやける、黒い画面になる、レンズが曇る、カメラが震えるなどの症状がある場合は、放置せず早めにご相談ください。
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