スマホ修理コラム
iPhoneのFace IDが急に反応しない、顔を登録できない、修理後から使えない。そんな症状は、画面だけでなく内部センサーや水分、衝撃が関係していることがあります。
Face IDは、インカメラだけで顔を見ている機能ではありません。iPhone上部には、顔の形を読み取るための複数の部品が集まっています。赤外線カメラ、ドットプロジェクタ、近接センサー、環境光センサーなどが連動し、顔の立体情報を読み取っています。
そのため、画面が映っているからFace IDも問題ないとは限りません。画面割れ、落下、水没、強い圧迫、分解歴などによって、上部センサー周辺に小さな異常が出るだけでもFace IDは使えなくなることがあります。
Face ID不良で多いのが、落下の衝撃です。画面が割れていなくても、スマホ内部には強い振動が伝わっています。特にiPhone上部から落ちた場合、インカメラ周辺やセンサーケーブルに負担がかかり、Face IDが認識しなくなることがあります。
「落とした後から顔認証が遅くなった」「Face IDを設定できませんと表示される」「登録画面で顔を認識しない」という場合は、センサー周辺の損傷が疑われます。
Face IDは水分にも弱い部分です。お風呂、キッチン、雨の日、汗、結露などが原因で、上部センサー付近に湿気が入り込むことがあります。iPhoneは耐水性能がありますが、完全防水ではありません。経年劣化や画面割れがある端末では、わずかな水分でも内部に入りやすくなります。
水分が入ると、すぐに故障する場合もあれば、数日後にFace IDだけ使えなくなることもあります。画面や充電は問題なくても、顔認証だけが壊れるケースは珍しくありません。
iPhoneの画面上部にはFace ID関連の部品が近い位置にあります。画面がバキバキに割れている状態で使い続けると、ガラス片や圧力によってセンサーに負担がかかることがあります。
また、過去に画面交換をした端末で、センサーケーブルが傷んでいたり、移植時にダメージを受けていたりすると、Face IDが使えなくなる場合があります。Face ID関連部品は本体と強く紐づいているため、単純に部品を交換すれば必ず直るというものではありません。
Face IDが使えないからといって、何度も再登録を繰り返したり、強制再起動を何度も行ったりしても改善しないことがあります。設定の問題ではなく、内部部品の故障であれば操作だけでは直りません。
特に水没や落下後の症状は、放置すると他の不具合に広がることもあります。Face IDだけの不具合に見えても、基板側やインカメラ周辺に異常が出ている可能性があるため、早めの点検がおすすめです。
Face ID不良は、原因によって対応方法が変わります。インカメラ周辺の汚れ、画面の浮き、センサー周辺の接触不良などであれば、点検や調整で改善する可能性があります。一方で、Face IDの主要部品そのものが破損している場合や、基板側に問題がある場合は高度な修理が必要になります。
当店では、画面交換だけでなく、内部確認、コネクタ確認、水没反応の確認、基板修理の可能性まで含めて診断できます。「他店でFace IDは直らないと言われた」という端末でも、状態確認によって原因が分かる場合があります。
Face IDが壊れる原因は、インカメラだけではなく、落下、水分、画面割れ、センサーケーブル、基板不良などさまざまです。見た目では軽い不具合に見えても、内部では精密なセンサーがダメージを受けていることがあります。
Face IDが使えなくなったときは、まず無理に使い続けず、早めに点検することが大切です。リペアフォース町田店では、データを残したままの修理相談にも対応しています。顔認証の不具合でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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