バッテリーが熱くなるときのリスクと改善方法
2025.10.05
秋葉原店
バッテリーが熱くなるときのリスクと改善方法
放置は厳禁。原因・リスク・今すぐできる冷却策、交換の目安と予防まで。
スマートフォンを長時間使っていると、本体や背面が熱くなることがあります。特に充電中やゲーム・動画視聴時などに発熱が強いと「壊れないかな?」と不安になりますよね。しかし、バッテリーの発熱は放置すると寿命を縮めるだけでなく、重大なトラブルの引き金にもなります。ここでは、原因・リスク・改善策を専門店の視点で解説します。
なぜ熱くなる?主な原因
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池で、充電・放電の過程で熱を発します。適正温度はおおむね0〜35℃。これを超える環境や高負荷で温度が急上昇します。
- 充電しながらの使用(特にゲーム・動画):入出力同時で負担増。
- 高温環境:夏の車内や直射日光下で内部温度が一気に上昇。
- CPU/GPUの高負荷:高画質ゲーム・4K編集・AI処理など。
- バッテリー劣化:内部抵抗増で同じ電流でも発熱しやすい。
- 密閉度の高いケース:放熱できず熱がこもる。
ポイント:まずは「使い方」「環境」「ケース」の3視点で原因を切り分けると対策が早いです。
放置リスク
1. バッテリー寿命の短縮
高温は電解液の劣化を加速。満充電でもすぐ減る、突然落ちる等の症状が増えます。
2. 動作不安定(サーマルスロットリング)
温度上昇でCPUが自動的に性能制限。重くなる・カクつく・フリーズの要因に。
3. 膨張・背面浮き
内部ガスでバッテリーが膨張し、画面・背面が浮くことがあります。放置は発火・破裂の危険。
4. データ破損・強制シャットダウン
高温保護で急停止。保存中のデータ破損や再起動不能のリスクがあります。
5. 他パーツの損傷
長時間の高温はディスプレイ、コネクタ、カメラなど周辺部品へも悪影響。
今すぐできる改善・冷却
- 使用を一時停止:アプリを閉じ、画面消灯。数分〜10分休ませる。
- 充電を中断:ケーブルを抜き、冷めてから再開。急速充電時は特に注意。
- 高温環境を避ける:炎天下の車内、布団や鞄の中など熱がこもる場所はNG。
- 背景アプリの停止:不要アプリのバックグラウンド動作を停止。
- OS・アプリ更新:熱制御が改善される場合あり。
- ケースを外す:通気性を確保し放熱を助ける。
やってはいけない:急冷(冷蔵庫・保冷剤直当て・濡れタオル)は結露や破損の原因になるため避けましょう。
修理・交換の判断基準
次のような兆候がある場合は、バッテリー交換や点検をご検討ください。
- 充電中に異常な熱を感じる
- 満充電から数時間で大幅に低下する
- 背面が膨らむ/画面が浮いてきた
- 突然のシャットダウンが増えた
これらは発火やデータ消失リスクが高まるサインです。データそのまま即日交換に対応できる店舗での診断が安全です。
長く使うための予防策
- 充電しながらの使用を控える(特に高負荷アプリ)
- 高温・多湿を避ける(夏の車内放置は厳禁)
- 通気性の良いケースを選ぶ
- 純正・認証済みアクセサリを使う
- 半年に一度のバッテリー診断で早期発見
※バッテリーは消耗品です。使い方を整えるだけでも体感寿命は大きく変わります。
まとめ
- 発熱放置は寿命短縮・不具合・最悪発火の危険
- 主因は「充電しながら使用」「高温環境」「劣化」「重い処理」
- まずは使用停止・充電中断・通気確保・更新で改善
- 兆候がある場合は早めの交換・点検が最も安全
リペアフォース秋葉原店のご案内
秋葉原駅から徒歩10秒。データそのまま即日診断・即日バッテリー交換に対応。
所在地
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル303 rampart店内
営業時間
平日 12:00–20:00/土日祝 11:00–19:00
よくある質問
どのくらい熱くなったら危険ですか?
触って「熱い」と感じるレベルが継続する場合は注意。高温注意のポップアップや自動シャットダウンが出たら直ちに使用を中止し、冷却と点検を推奨します。
冷蔵庫で冷やすのはダメ?
厳禁です。急冷は内部結露や材料の収縮で故障に繋がります。風通しを良くして自然に冷ますのが安全です。
交換にかかる時間は?
機種にもよりますが、即日対応が一般的です。混雑状況により前後するため、予約がおすすめです。