防水性能は“使っているうちに劣化”する?知られざるその真実
2025.04.07
秋葉原店
防水性能は“使っているうちに劣化”する?知られざるその真実
「防水だから安心」と思っていませんか?
最近のスマートフォンには、防水機能が搭載されているものが多くなっています。「お風呂で使っても大丈夫」「雨に濡れても安心」と思っている方も多いでしょう。
しかし、防水性能は永久ではないということをご存じですか?実は、使い方によっては徐々にその効果が落ちていくのです。
防水性能が劣化する理由
- 経年劣化:ゴムパッキンや接着剤の劣化により、防水シールが弱くなる
- 落下や衝撃:微細な隙間が生じ、防水性が低下
- 高温・高湿度環境:防水素材の劣化を早める
- 分解や修理後の再密閉が不完全:防水構造が損なわれる
特に、長く使っている端末や、落下歴のあるスマホは要注意です。
「IP68」って絶対安全なの?
よく見かける「IP68」などの防水防塵等級。これは、試験環境での性能であり、日常使用での耐久性を保証するものではありません。
水道水以外の液体(海水・お風呂・洗剤など)や、想定外の圧力がかかった場合、防水性能は一気に低下します。
防水性能を長持ちさせるためのポイント
- できるだけ水辺での使用を避ける
- お風呂・サウナでは使わない
- 落とした後は防水性能を過信しない
- 防水テストや点検を受けるのも効果的
「防水=無敵」ではないという認識を持つことが、スマホを長く安全に使うための第一歩です。
水没してしまったら…すぐにご相談ください
万が一、水に濡れてしまった場合はすぐに電源を切り、充電を避け、早めに修理店へご相談ください。
当店では水没復旧修理も承っております。初期対応の早さが復旧率を大きく左右します。