こんにちは、リペアフォース町田店です。「スマホを水に落としてしまった。とりあえず自然乾燥で…」——実はそれ、復旧率を下げるNG対応です。乾いて見えても内部では腐食や微小ショートが進行し、後から電源不良・データ消失に発展することがあります。本記事では、自然乾燥が危険な理由と正しい初動・復旧方法を解説します。
1 自然乾燥中に起こること
1-1. 腐食(サビ)の進行
内部の金属端子や微細な回路は水分で酸化が進み、通電・接触不良を招きます。海水・プール・ジュースなど不純物を含む液体は腐食を加速させます。
1-2. 微小ショートの発生
水分は通電を許し、本来流れない経路で電流が流れて微小ショートが発生。ICやメモリを損傷させ、データ消失の原因になります。
1-3. 不純物の残留
自然乾燥で水は飛んでも塩分・ミネラル・糖分は残留。湿気を吸って再び導通・腐食を招きます。
2 よくある誤った乾燥法(やらない)
- ドライヤー高温直当て/暖房機で加熱(熱変形・再結露)
- 冷蔵庫・保冷剤で急冷(結露拡大)
- 生米に埋める(粉塵・デンプン付着で接触不良)
- 通電テストを繰り返す(ショート加速)
3 正しい初動対応(持ち込み前)
- 電源を切る/充電ケーブルを抜く(ショート防止)
- ケース・カバーを外し、SIMトレイも抜いて通気
- 水分を押し込まないよう外装を軽く拭き取る
- 風通しの良い常温・乾燥環境で静置
- できるだけ早く専門店へ(数時間〜当日中)
4 町田店の水没復旧手順
5 自然乾燥に頼るとどうなる?(実例)
「2日自然乾燥→一時復活→2週間後に起動不可」という相談が多数。内部の腐食進行や再結露が原因で、遅れて不具合が顕在化します。乾燥だけでは不純物が残るため、洗浄処置が必須です。
6 水没を防ぐ予防策
6-1. 日常編
- 防水ケース・ポーチを常備
- ストラップで落下防止
- 汗・雨に触れた後は外装と端子を乾拭き
6-2. レジャー編
- 海・川では使用最小限/ジップ袋+乾燥剤
- 濡れた手での操作を避け、温度差の大きい場所での急冷・急加熱はしない
まとめ
水没後の自然乾燥はNG。理由は腐食・微小ショート・不純物残留で、時間差で重大故障へつながるためです。初動は電源OFF→常温乾燥→早期持ち込み。当店の基板洗浄と点検で復旧率の向上を目指しましょう。