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防水スマホなのに水没する理由


2026.07.01 町田店

スマホ修理コラム

防水スマホなのに水没する理由|「防水だから安心」が危険なワケ

「防水スマホだからお風呂でも使える」「少しくらい水に濡れても大丈夫」と思っていませんか?実は、防水性能を備えたスマホでも水没故障は毎年数多く発生しています。今回は、防水スマホでも水没する理由や、防水性能の正しい考え方、水没を防ぐためのポイントについて修理店の視点から詳しく解説します。

結論:防水=完全防水ではありません

最も大切なのは、「防水スマホ=どんな水でも壊れない」という意味ではないということです。

現在販売されている多くのスマートフォンは、防水・防塵性能を示す「IP規格」に対応しています。しかし、この性能は新品の状態で、メーカーが定めた条件下で試験を行った結果です。

つまり、防水性能は永久に続くものではなく、経年劣化や落下によるダメージ、使用環境によって少しずつ低下していきます。そのため、防水スマホでも水没故障が起こることは珍しくありません。

防水スマホでも水没する主な原因

  • 防水パッキンの経年劣化
  • 落下によるフレームの歪み
  • 画面や背面ガラスの浮き
  • 海水や温泉など真水以外への浸水
  • お風呂の湯気や高温環境
  • 充電口やSIMトレイからの浸水
  • 修理歴による防水性能の変化

防水性能はゴムパッキンで保たれている

スマホの防水性能は、本体の隙間を埋める防水パッキンや接着剤によって保たれています。画面、背面ガラス、ボタン周辺、SIMトレイなどから水が入りにくいよう設計されています。

しかし、ゴムや接着剤は時間の経過とともに劣化します。紫外線や熱、寒暖差、湿気などの影響を受けることで弾力性が失われ、わずかな隙間ができることがあります。

新品では高い防水性能を持っていても、数年間使用したスマホでは、新品時と同じ性能を維持できないことがあります。そのため、「買ったばかりの頃は平気だったのに、数年後に水没した」というケースも少なくありません。

落下によるフレームの歪みも大きな原因

一度でもスマホを強く落としたことがある場合は注意が必要です。見た目では分からなくても、フレームがわずかに歪んでいることがあります。

フレームが歪むと、画面や背面ガラスとの密着が弱くなり、防水パッキンにも負担がかかります。すると、本来防げるはずだった水が内部へ侵入しやすくなります。

画面が少し浮いている、背面に隙間がある、ケースを外すと曲がって見えるなどの症状がある場合は、防水性能が低下している可能性があります。

お風呂での使用は想像以上に危険

修理店で水没修理の相談が多い場所の一つがお風呂です。「防水だから毎日お風呂で動画を見ている」という方も少なくありません。

しかし、防水試験は高温多湿の浴室を想定していません。浴室では40℃以上の湯気が発生し、本体内部との温度差によって結露が起こることがあります。

この結露は外から水が入るのではなく、内部で水滴が発生する現象です。内部基板やカメラ、Face ID・指紋認証部品などに水分が付着し、不具合につながることがあります。

さらに、石鹸やシャンプー、入浴剤を含んだ水は真水よりも浸透しやすく、防水性能に悪影響を与える可能性があります。

真水以外は特に危険

  • 海水
  • プールの塩素水
  • 温泉
  • ジュース
  • スポーツドリンク
  • コーヒー
  • 洗剤や石鹸を含んだ水

これらは乾燥後も塩分や糖分、ミネラルが残り、基板腐食やショートの原因になることがあります。

SIMトレイや充電口も侵入口になる

防水スマホでも、SIMトレイがしっかり閉まっていなかったり、パッキンが傷んでいたりすると、そこから水が侵入することがあります。

また、充電口に水分が残った状態で充電すると、端子の腐食やショートの原因になります。最近のスマホは「水分を検知しました」と表示される機種もありますが、この警告が出た場合は完全に乾くまで充電しないことが大切です。

修理後は新品同様の防水ではないこともある

画面交換やバッテリー交換などで一度スマホを分解すると、防水パッキンは新品時と同じ状態ではなくなります。

多くの修理店では新しい防水シールを使用して組み立てますが、メーカー工場と全く同じ製造環境ではありません。そのため、防水性能について保証対象外となるケースもあります。

修理後は特に、水回りでの使用や水中撮影などは避けることをおすすめします。

水没後によくある症状

  • 画面が映らない
  • タッチが効かない
  • 充電できない
  • スピーカー音が小さい
  • Face ID・指紋認証が使えない
  • カメラが曇る
  • リンゴループ・再起動を繰り返す
  • 電源が入らない

水没したときにやってはいけないこと

水没後は焦って電源を入れたり、充電したりする方がいますが、これは非常に危険です。内部に水分が残った状態で電気が流れると、ショートして故障が悪化する可能性があります。

また、ドライヤーで強く乾かす、電子レンジに入れる、お米に埋めるなどの方法もおすすめできません。熱によって部品が傷んだり、水分が奥へ押し込まれたりすることがあります。

水没した場合は、できるだけ早く電源を切り、充電せず、そのまま修理店へ持ち込むことがデータ復旧の可能性を高めます。

防水スマホでも水没を防ぐためにできること

防水性能を過信せず、日頃から使い方に注意することが重要です。

  • お風呂では使用しない
  • 海やプールでは防水ケースを使う
  • 画面浮きや背面浮きを放置しない
  • 落下後はフレームの歪みを確認する
  • SIMトレイを確実に閉める
  • 濡れた状態で充電しない
  • ケース内に水分が入っていないか確認する

これらを意識するだけでも、水没リスクを大きく減らすことができます。

まとめ|防水性能を過信しないことが一番の防水対策

防水スマホは確かに昔より高い耐水性能を持っています。しかし、防水性能は永久ではなく、経年劣化や落下、修理歴、使用環境によって低下します。

特にお風呂・海・プール・温泉・高温多湿な環境では、水没リスクが高くなります。防水だから安心ではなく、「水に強いが万能ではない」という認識を持つことが大切です。

もし水没してしまった場合は、無理に電源を入れたり充電したりせず、早めに点検を受けることで、データや本体を救える可能性が高まります。

リペアフォース町田店 店舗情報

店舗名:リペアフォース町田店

住所:〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F Oashis店内

アクセス:JR町田駅・小田急町田駅から徒歩4分

電話番号:050-3092-0036

営業時間:9:00〜18:00(最終受付17:30)

水没復旧、画面交換、バッテリー交換、充電不良、基板修理など幅広く対応しております。水没時は時間との勝負ですので、お早めにご相談ください。

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